国際ゾンタはSDG‘sの目標No.5を支持してジェンダーの平等を達成し全ての女性と女児のエンパワーメントを図るため女性に対する暴力に「NO」という活動を世界的に展開しております。
特に11月25日~12月10日は「ZONTA Says NO」キャンペーン期間として人々の認識と理解を深めるための活動を行っております。
北九州ゾンタクラブはこの国際ゾンタの活動に賛成し、今もこれからも積極的に協力してまいります。

HISTORY

ゾンタの歴史
         

1919年、女性にまだ参政権のなかった頃、アメリカ、ニューヨーク州のバッファローで国際ゾンタは産声を上げました。

女性の地位向上のためには、もっとやるべき事があるとの認識を持った女性たちが集まって創設され、現在世界68ヶ国に約1,200クラブ、32,000人の会員が活動しています。

         

1961年に東京ゾンタクラブが日本で初めてのゾンタクラブとして設立され、現在では全国各地に50クラブ、約1,000人の会員がいます。

         

ゾンタクラブの会員は世界的な友好を通じて理解・親善・平和の促進のために共に助け合い、女性の平等の権利、政治的な均等、教育と健康の享受、女性と子供に対する暴力の根絶など国際ゾンタが提唱するプロジェクトを支援するため活動しています。

GREETING

会長あいさつ

会長に就任して

2022年6月から2年の任期で会長を拝命しました河邊でございます。
北九州ゾンタクラブに入会しちょうど10年となりました。まだまだ学ぶことが多い中、私などに会長が務まるだろうか、という不安でいっぱいですが、会員のみなさまと共に手を取り合って活動を行ってまいりたいと存じます。
これまでの活動を振り返るとき、忘れてはならないのは偉大な先輩、故三隅佳子様の存在です。会員有志で三隅様へお願いし、月一回の勉強会「三隅塾」を2017年4月から始めていただきました。ゾンタ運営の書、女子差別撤廃条約、北京行動綱領を輪読しながら三隅様に解説をしていただき意見交換を行うという、毎回大変興味深い学びの場でした。
今でも思い出すのは第一回目の勉強会のときに、女性の貧困の問題を取り上げられたことです。特に65歳以上の女性の貧困が増加している現実、なぜ経済活動の枠の外に置き去りにされた女性たちの存在があるのか、その背景には男女の固定的性別役割分業意識が国策によって刷り込まれてきた歴史があるということを説かれ、経済的に自立すること=生きていく力であり、自分の一生(マネープラン)を、自らの力と意思で築いていくことがいかに大切であるか、そのためには法的地位の改善が行われなければならず、その実現のためにアドボカシー(政策提言)を行っていく必要がある、と力強く仰いました。この三隅様から贈られた言葉は、ゾンタで活動する上で私の礎となっています。
非常に悲しいことに三隅佳子様は2018年の初秋にご逝去なさったのですが、三隅塾は織田由紀子先生がボランティアで講師をお受けくださり、今でも月一回の勉強会を開いています。本当に有難いことです。
多くの方々に支えられ、私たちの活動を継続していくことができていることに感謝を申し上げ、会長就任のごあいさつとさせていただきます。

北九州ゾンタクラブ会長 河邊 政恵

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